長引くコロナ禍で不安を抱えながらも地域の皆様、関係者の皆様、保護者の皆様には園運営にあたり、多大なご支援とご協力を頂き感謝申し上げます。本園は今日まで一貫して、コロナ禍にあっても幼児期の発達保障の理念と1人ひとりを大切にするという全人格教育・保育の実現をめざして取り組んでおります。
令和3年度(2021年度)の幼稚園型認定こども園の1学期が7月20日(火)で一つの節目を迎えます。園の幼稚園部では夏期休業に入りますが、引き続き夏休み預かり保育と保育部では保育が継続されて行きます。
4月1日(木)から始まった73日間のコロナ禍の中で教育・保育の現場では試行錯誤の実践が続いてきました。1学期前半は午前保育で家庭保育の協力を頂き、後半からは平常保育に戻しました。
昨年の園運営の反省からコロナ禍であっても、魅力にあふれる豊かな子ども園をどう作るかが今年度の大きな課題となっています。この顕在化している課題を1学期で一歩でも進めることが出来ているものと考えております。
これまでの行事のあり方を再考したり、オンラインツールを活用したりして、柔軟に対応してきたことです。ただ、ICTの導入により日常業務の効率化が、まだ始まったばかりでもあり今後の保育の質の向上にどう寄与できるかは課題となって行きます。
また、地域関係者、保護者とのコミュニケーションの課題があります。コロナ禍で園への必要な保護者との連携、自由な出入り、PTA活動、地域ボランティア活動等の制限で孤立しやすい状況にあるため新しいコミュニケーションの形を構築することも課題となります。
この1学期からいろいろな課題が見えてきました。2学期・3学期に向けてそれらの課題を乗り越えて行きます。これまでも、これからもコロナ禍における教育・保育は「学び」を止めない!という強い思いをもって取り組んで行きます。
身体面では、子どもたちが自然に分散できるような環境構成に配慮しながら、精神面で距離が近づくような共感的な関りを大切にしながら、保護者と子どもとの信頼関係をさらに構築して行きたいと願っています。
20日(火)より夏休みに入りますが、ご家庭に置かれましては、子どもたちの生活リズムをくずすことのないよう、しっかりと見守っていただき、夏でなければ出来ない経験を可能な限り楽しませて頂きたいと思います。
全員が元気に2学期を迎えられるますようお願い致します。なお、幼稚園だより・学級だよりをご覧いただきますようお願い申し上げます。
年中組が楽しみにしている「円山動物園遠足」が近づきました。
動物園では時間の関係上重点観察を考えて学級ごとで行動します。事前にゾウ、ライオンを中心に、さらに各クラス独自で子どもたちの要望の強い動物2,3加え観察、見学することになります。
「ゾウ」についてはビックサイエンス(4月)でテーマ「ぞうの親子、大きいぞう」保育教材として取り組んで来たもので、実物体験見学によってさらに身近な存在の動物となることでしょう。事前の学びとしての「ぞう」の共同描画活動を実践し実像のイメージをさらに膨らませております。
子どもたちにとって動物園遠足は大変楽しみにしているものですが、動物園で出会う動物のイメージを事前に膨らませて共同描画活動に取り組むことも楽しみなものです。私たちの園では一人1枚の紙に描くだけでなく、大きな紙に友だちと一緒に描く実践も取り組まれます。広い意味での「共同画」です。
ゾウというテーマを掲げていますが、役割分担して描くような意図的な共同画ではありません。大きな紙にみんなで、その場を共有して描くことは、一人で1枚の紙に描くのとは違った楽しさがあります。
動物園見学を前に、大きな紙にみんなで共通の体験を描くことは、一人ひとりの言葉が、他の子どもたちに反響し、次々と子どもの共感が広がり、一人で1枚の紙に描くよりもイメージの世界が広がり、発展して行きます。
年中組は1学期の締めくくりとしても、学級ごとで共同描画活動に取り組むと同時に動物園遠足に繋げることで、体験したことが子どもたちの共通の思い出として心に中に残っていくことでしょう。
7月を迎え、緊急事態宣言からまん延防止期間に入り感染拡大も減少傾向にあります。この先まだまだ油断できない状況にはありますが、感染防止にはしっかり対応して保育運営に当たっております。
園では4月から家庭保育の協力と理解を得ながら前半は午前保育を運営、後半は平常保育に切り替えることで保育の前進を計って来ました。1学期も、残り10日余りとなりましたが、泣いて登園する子どもも見当たりません。おはようのごあいさつも不安な様子で言っていた子供も、今では溌溂と元気に言えるようになりました。友達の名前を呼び合い、上の子は下の子を優しく言葉がけをする場面もあちらこちらに見られます、一緒に仲よく遊ぶ姿があちらこちらで沢山見かけます。
園生活も一段と活発になってきました。園庭では虫探し、砂遊び、泥あそび、三輪車あそび、サッカーあそび、鉄棒遊び、遊具あそび、水あそびなど、朝・昼の自由遊びではにぎやかな子どもたちの姿が見られ、園庭が賑わっています。4,5、6月の園だより、学級通信から読み取ると、楽しみにしていた、たくさんの園行事・教育活動がコロナ禍の中にあっても、子どもたちの諸行事・教育活動は途切れることなく、工夫を凝らした保育計画がを立てられ意欲的な取り組を教師たちは挑戦しています。
この中でも6月の行事の見直しにより「わくわくレク2021」は、これからの園行事のあり方の新しい取り組みの第一歩と位置付けることが出来ます。コロナ禍でも保護者が園行事に直接参加できない状況にあっても、ライブ配信や録画配信によって「リアルな子どもの育ち」を観て頂くことで、家庭との連携・繋がりを作る機会とすることができました。まだまだいろいろな課題を残していますが、今後も園行事のあり方を模索して行きたいと考えております。
さて、これからの北海道・札幌は1年中で一番いい季節になり暑さも加わって来ます。園舎・園庭は神社の境内に隣接し、森林(楡、イチョウ、松、プラタナス等)に囲まれ恵まれた環境の良いところで、子どもたちは身体いっぱい遊び込んだ生活を繰り広げています。園庭の花壇やプランタンには、色とりどりの花が咲き誇り、子どもたちの生活に潤いと安らぎを与えてくれます。
7月は徐々に気温が上がり、短い夏がすぐそこまでやってきました。子どもたちの活動はより活発になっています。7月に延期していた年中・年長のプール教室がやっと始まりました。魚が水を得たように喜んでいる子供たちです。最年少・年少も水あそびが用意されています。子どもたちは本当に水遊びが大好きです。友達との触れ合いが持てる良い機会となり、水遊びの計画は天気に合わせて立てられています。水遊びは子どもたちの楽しい笑顔の場所、教師・保育者にとっては衣服の着脱、体の清潔など、自分でできるよう促し、また、パンツ、シャツ等の下着類には名前があるか、友達のものと間違える子がいないかなど細かい配慮と指導が必要となります。
7月の新しい園行事の第2弾は年長児対象の「夜のお楽しみ会」の取り組みです。年長の子どもたちにとって幼稚園生活の思い出作りであり、1学期、締めくくりとなる年長児のための園行事となります。
コロナ禍の教育・保育現場では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、従来の教育・保育の見直しが迫られ、保育現場に戸惑いが生じる状況等が多々ありますが、この現状下でどうしたら子どもたちの育ちを支えて行くことが出来るか、大きな課題を抱いていました。
これまで時間を掛け、職員の間で話し合ってきました。創立以来、園では6月には運動会という3大行事(運動会・発表会・音楽会)が行なわれてきました。しかしコロナ禍で行事のありかた、つまり抜本的な見直しに迫られたのです。ただ感染防止のため「3密」になるから行事を中止、延期、縮小・廃止するのではなく、そもそも園の行事は何のために実施していたのか、これまで通りのやり方を続けてよいのか・・など根本的な意義について話し合いが続いてきました。
今回、ウイズコロナ・アフターコロナ禍の第一歩として新しい行事の開催の運びとなりました。これがわくわくレク2021の保育実践です。例年は小学校のグランドを借用してご家族の参加で大運動会を開催して来ました。従来の運動会は保護者に見せる、観て貰う、立派な姿を観て貰う等そのために沢山の練習とそのための準備に多くの時間を割いてきました。そして学年集団づくりに大方の目が注がれ、一人一人の個性や持ち味に関心を寄せることが少なかったように感じます。
わくわくレク2021の本当のねらいは「立派な姿を」見せるのではなく「リアルな子どもたちの姿」を伝え、子どもの意欲・自主性・主体性を育む教育・保育の実践です。そして保護者との新しいコミュニケーションを取る手段としてオンラインツール(動画配信)で子どもの姿を理解して頂く機会としたことです。
今、保護者は園に出向く機会が少なく、親同士の交流が少ない現状から輪を作る(繋がる)・和を作る(わくわくレク2021)の意味も込めているように捉えます。保護者が孤立することなく園として子育て支援の必要性も意味を込めて取り組んでいると考えます。
わくわくレク2021は子どもたちが園庭で身体をのびのびと動かすことを楽しみ、体操や競技に友達と楽しく参加することが教師のねらいです。恵まれた天気の下で、子どもたちは元気いっぱいに振舞、多くの子どもたちは満足そうに楽しんでいる姿が見られていました。
終始笑顔を絶やさず意欲的に取り組む多くの子どもたちの姿がそこにあり、このレクは80%成功だったと過大評価(保育に成功や失敗はありませんが)しています。もちろん今後の課題があり承知の上でいくつかの反省を残しております。
無事終了したことを園から皆様にお伝えします。保護者、関係者、地域の皆様のご協力に感謝申し上げます。
令和3年度の教育・保育計画は昨年の経験知を踏まえ、各諸活動は試行錯誤しながら実践に踏み出しております。コロナ禍のなかで諸行事をどう展開して行くかは、様々な困難や制約がありますが、一つずつ課題をクリアして行きたいと考えております。コロナ禍にあっても子どもの学び・育ちをどう支え、どう発達保障していくかは,私たちのこれからの重要な実践課題となります。
早速、今年度実施予定としていた5月の年長地引き網体験は当日波が高いことで延期となっていましたが、6月になって札幌市のまん延防止期間中ではありましたが、石狩市の協力を得て無事実施するができました。昨年の年長組はコロナ感染予防の真っ只中のため中止となっていただけに、今年度はコロナ禍にあっても、これまでの経験を踏まえ可能な予防策を講じながら実施することにし無事終了することが出来ました。
楽しみにしていた年長の子どもたちにとって代えがたい貴重な体験が出来ました。そして思いがけないたくさんの魚が地引網に掛かり大喜びでした。みんなで力を合わせた結果、網には大量のチカが入りその中にウグイ、カレイ、八角、フグ、カニなどたくさんの種類の魚も入り混じっていました。子どもたちは喜び勇んで手にして喜び合っていました。
この行事は地域の海、魚、川、河、石狩の砂浜などの自然の恵みと大切さを認識すると同時に食育や命の大切さを学ぶ機会となりました。そしてみんなで力を合わせて物事を成し遂げる大切さと人の繋がりの大切さを学ぶことにもなります。
コロナ禍でとかく、お家に閉じ込められがちな毎日、環境から解放させ、大きな海原に出掛け「リアルな育ち」に良い影響を与えるものと考えます。「獲れたたくさんの魚」を年中組さんにもとお土産に持ち帰ってもらいました。
年長組さん・年中組さん!お家ではどんなお話が出来るのかな?
どんな料理がされたのかな?先生たちにも聞かせてくれるのが楽しみですよ。教えてください!待っているよ!
年長さん!お魚さんの夢でも見たら教えてね。
今日は楽しかった地引網体験でしたね、お家で何か話題が上がるといいですね。
これまで園では5月17日(月)より感染予防対策として午前保育で運営し、6月21日(月)をもって平常保育に戻しました。予定していた諸行事・諸活動は、今後いろいろと工夫を凝らしながら可能な限り実施して行きたいと考えております。
これまで全道・札幌市を中心に感染拡大が続き、園の保護者・ご家族関係者にも感染の予兆を知らせるような事例が報告され、接触感染等で幼児を自宅待機でお願いする多々ケースも起こりました。このような状況の中で感染予防のための対策として早急に対応する必要がありました。
コロナ禍にあっても実質4時間の保育を保障することを最優先に、そして感染対策として園舎内は園児が密にならないように、給食時間はご家庭に協力を願いし、園では園庭保育、戸外保育を中心にコロナ禍における保育を実践することに致しました。身体面では、子どもたちが自然に分散できるような環境づくりを工夫して取り組み、精神面では、距離が近づくよう、共感的な関りを大切にした取り組みとなりました。
北海道は、5月16日(日)緊急事態宣言が発令されてから今日で、39日が経過しました。この間、北海道は5月21日過去最多726人うち札幌(426)という新規感染者数が記録されました。6月1日緊急事態宣言がさらに延長され20日までとなっていましたが、北海道を含む7都道府県は感染者数の減少・医療状況等を勘案して6月21日(月)より、まん延防止措置に移行し7月11日(日)まで適用されることになりました。
6月13日より北海道・札幌とも約2か月ぶりに100人を下回り、それ以降札幌では50名を下回るようになり、今のところ安堵しているところですが、5波の到来がないよう願うのみです。道民・市民の大方の人々が感染予防対策の最後の決め手として積極的にワクチン接種にご参加ご協力して、一刻も早期に感染防止・予防に効力が表れ、科学・医学の力が発揮できることを願うばかりです。
私たち保育者はコロナ禍にあってもいつも以上に子どもたちに対する精神的なケアに力を入れて行かなければならないと思っております。生活様式では「ソーシャル・デスタンス」として人同士の距離間を保とうとしています。
しかし幼児は教師とにくっつくことで精神的な安定をえるものです。物理的な距離を生じやすい今だからこそ、精神的な距離を近づけて、幼児に対する共感的なふれあいや言葉かけをして行かなければと思っております。
草木がどんどん成長する季節です。生き物も活躍する時期となりました。
北海道・札幌はウイズコロナの中で、いい季節を迎えております。子どもたちはマスクを着用し、必要に応じて外し自然浴の中で幼児林間学校的なあそびの体験をしてきました。
年長組では2016年度より月刊絵本として「しぜん」キンダーブックを使った取り組みを行っています。毎号、食べ物や科学あそび等、身の周りの自然の中からひとつのテーマについて深く掘り下げている科学絵本で、特徴として「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」をもとに編集された優れた絵本で、細部までリアルなイラストと写真が載っており、こどもも大人も楽しめる内容になっているものです。
毎月絵本を用いて楽しい実験・観察・見学・探索・製作・書き取り等を子どもたちと楽しみながら取り組んでいます。2021年「7月」号は「むしをつかまえよう!」「はやしにいってみよう!」ということで年長3クラスは早速虫取り網棒、採集箱などを持参して、バスで屯田防風林を散策、生き物探しに出掛けてきました。
ここ防風林は約2.5㎞の散策路で木陰の休憩スペースも整備されており、地元(新琴似・屯田地区)の貴重な財産となっています。また、自然林を一部残しており、たくさんの生き物が生息している場所で、子どもたちも生き物探しに夢中になっていました。「くわがたむし」「ダンゴ虫」「みみず」・・など虫かごに蒐集してきました。
屯田防風林は平成17年、日本ウォーキング協会の「美しい日本の歩きたくなる道推薦会議で全国2422件のうちの500選に選ばれています。現在、防風林は、森林浴を兼ねた運動コースとして、朝夕、森林浴する人がたえません。また、日中にはベンチに腰を下ろし、緑を眺めたり、鳥のさえずりを聞いたり、人々のオアシスとなっています。初めて訪れた防風林で子どもたちは自然の雄大さ、豊かさ、恵みを感じる機会となりました。
月刊絵本を通して子どもたちは読めば読むほどいろいろなことに気付き、発見する力、想像する力を膨らませ「自分でやってみよう!「自分で探してみよう!」と主体的に取り組む意欲を駆り立てる力、そして知らなかった事にたいする探求心が湧き「こんなことをしてみたい!」と意欲を高めることに繋がります。
これからも子どもたちと楽しみながら学びを深めていくことになります。そして太陽の光をいっぱい浴びると、野菜や果物が大きくなるように、子どもたちも自然光をたくさん浴びながらより逞しく大きく成長して行くことになるでしょう。
幼児が紙の製作をするとき、のりをつけることと、はさみの指導があります。本園ではこの2つの事柄についての基本的な指導実践は2歳児親子教室(ことり教室)からスタートしています。
教育に熱心な家庭では2歳児の段階から関心を寄せています。一般に幼児が幼稚園という教育の場で基本的な技術を学ぶにあたって、保育にあたる私たちはあたたかく丁寧に個別に幼児に指導を進めてい行きます。
のり付けの指導で「のりをつける指」の問題があります。幼稚園ではのりをつける指は「人差し指」で進めることが一般的ですが、ある研究会の実践で幼稚園と小学校の「のりづけと指」の実践例がありました。小学校では「のりは中指で」という指導が一般的です。
のりを中指でつける根拠はどこからきたのでしょうか。これには理由があるそうです。紙面に中指でのりをつけ、残った指で(一差し指と親指)で、紙をつまんで貼るのにたいへん便利だということらしい理由でそれ以上のことはないそうです。そう考えると幼児の場合は、まだ大人程の指の巧緻性が発達していませんから「中指のり」指導は難しく幼児段階では「人差し指」で問題はないと考えております。
のり指導で一番大切なことは「しつけ」の問題があります。本園では「のりづけ」でしっかりと身に付けさせておくことが必要と考えております。
1)のりを付けたら、上下左右、斜め方向、特に紙の周囲まで、まんべんなく伸ばす。
2)のりをいっぱいつければつくというものではない。
3)のりをつけたら、おまじないなどを唱えてから貼らせる。
次の課題ははさみの指導です。幼児が一番最初に出会う道具は、はさみでしょう。だからこそ、少々高くてもよく切れる、持ちやすい道具を与えてやることが大切と考え、一昨年から持ちやすく、軽くて、より切れやすいはさみに転換しています。
本園では2歳児(ことり教室)から使うことが出来ますが、2歳児は保護者・教師が使い方を示しますが、本格的には満3歳児からの指導となります。最初は‘テープ切り‘から始めます。また、紙テープ(画用紙をテープ状に切ったもの)を横にして、はさみの口を大きく開け、まっすぐストンと切り落とすことから始めます。
次は‘直線切り‘で、はさみの口を大きく開けて切り込み、刃先がパチンと合うちょっと前にはさみを少し前進させ、また大きく口をあけ‥‥という具合に繰り返して、切り進む練習です。
最後に自由な曲線切り、特に円の切り方です。これは、はさみを固定しておいて、紙の方を回して切る「こつ」を練習で覚えることです。これも紙製作の取り組みの中で個別に丁寧に指導することが必要となります。はさみ指導は根気づよく指導することにつきます。(左利き、右利きの指導もあります)
のり指導にしてもはさみ指導にしても子どもとどう楽しく、温かく指導するように心掛けるかが決めてとなるのではないでしょうか。幼稚園教育の造形活動は幼児の楽しい時間となるために無視できない道具としての「のり」「はさみ」について改めて抑えておきたい保育の技術指導です。
本園は現在、多くの教育実習生を迎い入れ指導に当たっているところですが、教師にとっても、この機会に改めて技術指導を見直すことになっています。
現代社会は大きく目まぐるしい時代を迎えています。100年に一度と言われる程の世界的に新型コロナ感染症に襲われています。
コロナ禍により私たちの生活全般、いや人生観そのものまでが根低から問い直されようとしています。この目まぐるしい変革の時代にこれからの幼稚園教育(幼児教育・保育)の新しい在り方が求められています。
今日、「幼児期に育てたい力」を子どもたちが十分に発揮することができるようになるためには、少なくとも次の資質・能力をを身に付けることが是非必要です。その一つは、あそびや生活の中で、豊かな体験を通して、何を感じたり、何に気付いたり、何がわかったり、何が出来るようなるかということ。それは物事に意欲的に取り組み、主体的に自ら考え、自ら学ぶことのできる自立性と対話的な学びであり、もう一つは社会生活に必要な倫理感と人権と権利意識を備え、他人を思いやり他人と協調していく豊かな人間性と社会性です。
このような観点から本園は伝統的な教育方法から脱却して、人間としての実践力を育む能動的な活動を取り入れた教育形態を取り入れています。その一つが「めざましあそび」の実践であります。
めざまし教育学はジャン・ピアジェ(1896~1980)スイスの心理学者によって体系化され、今日の発展と潮流に繋がっています。「めざまし教育」とは、子どもが体験活動を通して、身近な自然環境、社会環境および自分自身に眼を開いていくと同時に日本・世界文化、芸術などの表現活動を通して、知性と感性を研ぎ澄ましていく遊びを通しての総合的な学習です。
このようにあそび体験を通しての総合的な学習理念を具体化した活動が「めざましあそび」です。「めざましあそび」では、幼児が課題に対して知的好奇心を向けつつ主体的に取り組み、いろいろな工夫して解決することにより、知る喜びや出来る楽しみを味わいます。
2つ目は「めざましあそび」では幼児が自分自身の発想に立脚しながら、感覚運動的な活動やイメージを豊富に用いて、実感のこもった活動や創意豊かな活動を展開して行きます。
3つ目としては幼児たちがそれぞれの個性を思う存分発揮するため、保育者は一人ひとりの子どもの特性を看取るための手がかりを豊富に得ることが出来ます。
4つ目はめざましあそびでは自分一人で進めていく活動だけではなく、友だちと関わる活動を重視します。
最後にめざましあそびは、幼児が規則というものの意味やその在り方を、ゲームの活動を通して理解し、規則尊重の精神を発達させることになって行くのです。
このように「めざましあそび」は本園の魅力ある園づくりの特色の一つとして10数年の実践を積み重ねています。この活動を通して子どもたちは保育者に強い信頼感を抱くようになり、安心してそのあそびをすすめることができるのです。
昨年来の新型コロナウイルスの侵襲により、私たちの安全・安心な生活環境が脅かされ、子どもたちとその家族の生活が一変しています。誰もが心身の状況、社会的な状況がこれまでにはない不安と不安定さをもたらしています。
特に北海道・札幌は依然感染拡大の様相を呈しており油断の出来ない状況にあります。特定地域重点区域として、さらに6月20日まで緊急事態宣言が延長されています。引き続き、感染防止に務めておりますが、幼児教育・保育を進める上で、できる事は何かを模索しながら、さらに工夫を凝らしながら進めなければと考えております。
現在、園では在園児の約1割の方が事前に感染予防のため好意的に休ませ、ご協力を頂いているところです。今後も午前保育を継続し「3密」をできる限り回避した保育、環境に配慮した保育を取り組んで行きたいと考えております。
私たちが一番大切に考えていることは子どもの安全と安心して過ごせる環境づくりです。それが子どもたちの園生活を守ることになり、教育・保育の学びを止めない事に繋がります。
今、コロナ禍で依然直面しているのが保護者との関係づくりが課題となっています。家庭を支援していくうえで、一番危惧しているのは、コロナ禍により保護者との関係づくりがしにくい状況にあることです。そこで本園では関係づくりの努力をいろいろな工夫と形態を構築して取り組んで行くことになります。
これからの園諸行事、保育参観、親子遠足、個別懇談、PTA活動等が主な取り組みとなります。午前保育が続く中、お家時間が長くなって子どもの生活リズムがどう変わってきたのか、保護者は子どもとどう過ごしているのかなど園として確りと押さえながら、子どもの発達保障つまり子どものより良い育ちについて保護者と一緒に考えていくことが今後必要となってくるのではないでしょうか。
日頃から困った時に相談できるような関係づくりが必要と考えております。
豊かな食生活が約束される時代はすでに終わりを告げています。食をめぐる現状と課題を考える時、地球全体でSDGs(持続可能な開発目標)の実現を目指していく時代となっています。
教育・保育の現場にいる私たちは子どもたちを育む上で、子どもたちの未来に対して責任ある保育環境づくりを進めることが重要です。食生活の習慣病、高齢化、暮らしの変化、農山漁村の高齢化と減少、食料の自給率低下、地球規模の気象異常の顕在化、都市の食品ロス、食文化の衰退などどれも大変な課題を抱えています。さらに、新型コロナによる食生活の変動、海洋資源の乱獲・・本当に大変な食育時代を過ごしているのです。このような環境の中で子どもたちを育む保育現場の役割は増々重要となっています。
本園で十数年に亘って取り組んで来た農園づくり(菜園づくり)は保育の現場で何をねらいとしているのでしょうか。それは保育者と子どもたちと菜園づくりを通して「食育」を進めることにあります。全園児で「ジャガイモ」(男爵、メークイン)を植え収穫すること、収穫した物をクッキングすること、地産の「新琴似大根」を植え収穫し家に持ち帰って食卓で話題にすること、また園の職員が育てた「スイカ」、子どもたちが育てた「ミニトマト」「枝豆」などを科学教材として使用して保育に活かして行きます。
また、本園は菜園づくりだけでなく、海の幸「お魚」について関心を持ってもらうため「地引網」体験を通して、食卓に上がるお魚のこと、生き物としてのお魚についても学びます。このように食育としての「お魚」に関心を寄せると同時に生物としての「魚類」に関心を寄せる機会ともなります。
小学校での理科教育の基礎・基本の概念形成に寄与することになるでしょう。その他にも食育としてブドウ園へ「秋のぶどう狩り」、月刊誌「自然」「サイエンス」など食に関わる食品づくり(アイスづくりなど)で食についての興味を持てるよういろいろな体験を保育の中で取り組んでいるところです。
2021年5月5日(水)子供の日を迎えました。
私たち教職員は、こどもの日を心からお祝いしたいと思っておりますが、今、心からそれが出来ない現状であることに、非常に苦悶しております。今、子どもたちにとって余りに厳しい環境にあるからです。子どもの生命線「遊び」が制約を受け、自主的で自由な活動が断たれる傾向にあります。
しかし、100年に一度と考えられるコロナ禍、この艱難難局を、たくさんの地域の方々の助けを受けながら、ご家族みんなで乗り超えて行くことが、今こそ必要となっています。この難局を大切な人生体験期と肯定的に考えて行きたいと思います。
新型コロナウイルス感染の波が次から次と押し寄せ、官民挙げての対策も中々功を呈さずに2年目を迎えています。目下、ワクチンの接種の進行を期待しながら、第4波に遭遇している現状をどう打開して行くか、課題を抱えている私たちです。私たちの住む北海道・札幌は感染拡大の兆候が日々増加に転じており穏やかではありません。ウイズコロナ・アフターコロナにどう対応してこの難局を乗り越えて行くか、行けるか、また新たなチャレンジが必要となってきました。
翻って、昨年のコロナ対策が蘇っております。コロナ禍で想定外のスタートとなり、休園、分散卒園式・入園式・始業式・朝の集会・分散保育・分散行事等、また生活様式の遵守など生活行動に制約が掛かりました。さらに子どもたちに何を保育するのかではなく、何が出来るようになるか試行錯誤が始まりました。コロナの混乱の中でICTの活用を保育の中に導入し、これがこどもの幸せにつながると考え、導入に踏み切りました。動画配信、アプリ設定など必要となれば今後も最大限教育・保育に活かして行きたいと思っております。
昨年のコロナ対策を模索する中でどう生きて行くか、生き抜くかの資質能力についても問われました。そして未来に生きる子どもたちの教育・保育についても今後さらに考えて行きます。今後4波の到来と緊急事態宣言があるとしても、全園一斉の休園処置は出来る限り避けたいと考えております。昨年と同じ轍を踏ないように、園運営に当って行きたいと考えております。
最後の結びにあたり表題について一言付して置きたいと思います。本園の教育理念である「全人格教育」について簡単にまとめると子どもの人格形成はこれまでの研究で明らかなように一つは「三つ子の魂、百までも」二つ目は「意欲」三つ目は「思いやり」の心です。
これらは教育基本法の第1条(教育の目的)教育は、人格の完成を目指し平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身とともに健康な国民の育成を期して行わればならない。第2条(教育方針)教育の目的は、あらゆる機会に、あらゆる場所において実現されなければならない。この目的を達成するためには、学問の自由を尊重し、実生活に則し、自発的な精神を養い、自他の敬愛と協力によって、文化の創造と発展に貢献するように努めなければならない。・・とあります。
本園の教育理念・方針は憲法に基づく教育基本法・学校教育法・私立学校法に基づいているのです。コロナ禍にあっても教育の基本を踏み外すことなく教育・保育の運営を進めて行きたいと考えております。保護者の皆様、関係者、地域の皆様のご理解とご協力、ご支援を今後共宜しくお願い申し上げます。
園庭の鯉のぼりが元気よく風になびいています。もうすぐ5月5日、子どもの日が来ます。
「こい」はとても元気な魚です。今年はいつもより早く、先生たちは子どもたちが「こい」のように元気で育つようにと、鯉のぼりを飾っています。
4月8日(木)始業式から4月22日(木)まで15日間が流れました。この間、入園式があり、学級記念写真撮り、子供たちとの学級組織づくり等、先生たちは忙しい毎日です。
9日間の慣らし保育を終えて、4月22日(金)から平常保育(午後保育)に入りました。年長・年中の新学級は個別の組み換えでできたものです。最年少(満3歳児)学級は誕生日を迎えて随時入園してきます。途中で2部編成クラスとなる予定です。年少(3歳児)学級は3学級で構成され、その約半数は子育て支援事業:ことり教室(2歳児親子教室)から継続就園してきた子供たちです。
最近は開放事業(ぴよぴよ広場0~3歳児)の園開放、未就園児教室(ことり教室)の2歳児幼児教育の推進により、入園してくる子どもたちは園の体験を積み、園生活に定着し易い状況にあります。従ってほぼ2週目で学級活動、教育・保育活動に一定目途が立ち、進めることができると感じております。早期の乳幼児教育の成果と見ております。
表題に挙げた「子どもの日」に向けた各学年の取り組み、取り分け満3歳児、3歳児にとっては幼稚園生活の本格的な始まりです。健やかな子どもの成長を願う「子どもの日」は、日本古来からの楽しい行事の一つです。子どもの日に向けて、園庭には鯉のぼりを吹き流して、園内には5月人形を飾り、各学年、学級では鯉のぼりの製作、壁画、鯉のぼり・カブト製作、鯉のぼりの歌などで喜び合いお祝いします。
このように入園、進級してから、まだ日が浅いことを十分に考慮したカリキュラムとなってるのです。ここで話を終えるにあたって、札幌市を中心にコロナウイルス感染者(変異ウイルス)が増加傾向にあります。鯉のぼりの5色の吹き流しは魔除けのいみがあります。そして昔は戦いに勝ちますようにというお守りの旗だったのだそうです。
地域のみなさん!関係者の皆さん!保護者のみんなさん!くれぐれも感染予防に十分気を配りながら過ごして行きましょう。子どもたちのためにも・・
キンダーガーデン(Kindergarten).
ドイツ語で幼稚園をこう呼びます。私たちは、子ども園の幼稚園は「キンダーガーデン」の名にふさわしい”子どものための楽しい庭″でありたいと思っています。
子どもにとって楽しいことって何でしょうか?、それは、いろいろな子どもたちが仲良く暮らすことではないでしょうか。そして、お父さんやお母さん、園の先生たちが一緒に楽しむ事が出来たら最高です。
しかし今は、存分に楽しむ環境に残念ながらありません。それは大きな環境変化つまり、コロナ禍の問題があります。しかし、だからこそ、暫らくこの難局をみんなで知恵を出し、力を合わせどう乗り越えて行くかの大切な命題があります。
この環境にあっても私たちは、子どもたちの学びの育ちを止める訳にはいけません。子ども園・幼稚園教育・保育の重要性と役割が一層必要となっています。
昨年1年間のコロナ対策と経験を踏まえ、令和3年度の園運営・クラス運営方針は進められております。最年少(満3歳児クラス)カリキュラム(教育課程)のねらいは「保育者と関わりながら、安定した園生活を過ごす」年少カリキュラムのねらいは「楽しい幼稚園、基本的生活習慣を身に付ける」年中のねらいは「基本的生活習慣を身に付ける」年長のねらいは「楽しい幼稚園」となっています。
新年度は担任教師にとって園の運営方針に基づき、クラス運営方針を立てることに全精力を注いでいます。園の令和3年度の運営方針は「コロナと共により良い教育・保育をめざして」とあります。新しい保育環境の中で協働性を発揮しつつ子供たちの安全・育ちを保障しつつ、同時に保育者自身のケアも考えながら運営してことが必要となっております。
新年度を迎えどの教師も「こうやったらできる」「いつもと違うこんな力が育っいる」と見つめる眼差しをもってウイズコロナ・アフターコロナの教育・保育に期待を抱いています。この1年、「好きな楽しい遊びがあったり、昨日の続きの遊びが出来る」「子どもが考えたり工夫したりできる」「幼稚園の時しかできないことをできるだけ沢山体験・経験できる」そんな幼稚園の1年でありたいと考えています。
2021年度、第56回入園式は早朝から小雪が降るような寒い朝を迎えていましたが、式が始まるころには天気も回復して入園式に相応しい一日となりました。
新年少3クラス72名全員が分散で参加し、無事終了することが出来ました。保護者2名、子ども1名という制約の家族構成で参列、20分程度の時間を園内ホールで過ごすことができた式典でした。3歳児にとっては緊張気味の短縮時間でありましたが、式の始まる前に歓迎の歌やペープサートで心を解きながら園長先生のお祝いの話がありました。全体に親の膝の上でお話を聞く姿勢はよく短時間でしたが反応は良く持ち応えることが出来ました。
園長先生はあいさつの冒頭で子ども達にさっそくクイズを出しました。「みんなが通う園の名前を知っていますか?」「しんことにようちえん」あちこっちから「しんことにようちえん」と嬉しい元気な声が聞こえてきました。「ピンポーン大当たり!」・・こんな話から始まりました。
子供たちは園長先生と3つの約束をしてくれました。一つ目のお約束は、園に来たり、お家で遊んだりするときは車に注意すること、守れるかな?「は~い」!元気な返事が返ってきました。2つ目幼稚園にはたくさんの遊ぶ場所や遊ぶものがありが、みんながいっぺんに遊ぶことは出来ません。だから、お友だちに貸してあげたり、借りたりして仲よく遊ぶこと、そして園には、みんなのお兄さん、お姉さんとも仲良く遊んでください。遊べるかな?「は~い!」
最後に3つ目の約束を交わしました。コロナ禍についての約束ごとです。子供たちは想像以上にコロナについて理解を持っていました。なぜマスクをするのか、なぜ遊んだ後の手洗いをするのかなど家庭生活での浸透ぶりが判りました。遊んだ後の手洗い、マスク着用、保育室の換気、お部屋の3密等・・園生活のコロナ対策を先生といっしょに子供たちなりに約束ごととして加えることにしました。「お約束できるのかなあ?」「は~い!」の返事で、先生と指切りげんまんを先生と園長先生とご両親の前で約束を交わしました。
園長先生は3つの約束を守って、元気に園に来て下さい。待ってますとお話が終わりました。子供たちにとって入園式がどういう意味であることは難しいことですが、少なくともこの日から、新琴似幼稚園のお友達になりますよってすこしでも感じられる日と受け止めてもらえればうれしい限りです。ご家庭と園の役割をしっかり果たし、明るく元気なお子様を育てることに一緒に努力することを誓う場ともなりました。
4月8日(木)2021年度の1学期始業式を迎えました。久しぶりに会う子供たちは、目を輝かし嬉しそうです。
今年度は短い春休みではありましたが、みんな元気そうに過ごしていたように感じられました。新年度早々、通園バスを利用する子ども達には通園改善があって喜んでもらいそうです。
それは、コロナ感染対策の一貫として、新たにバス1台を購入し(当面は小車ボンゴ使用)配車することにより、これまで3台で運営していたものが、4台(8コース便)で運行することとなったことです。バス1台を増車した理由は、どの子にも園で一定の自由保育時間を保障すること、増車により3密を避け長時間乗車を解消すことなどのねらいがありました。また、小型バスの配置により幅広い園外保育にも活用できる期待感があります。
さて、今年度も感染予防のため園ホールでの始業式は30分程度の短時間でした。各3クラス学年ごと新年中組、新年長組が、間隔を開けて集合、園長先生のあいさつ、朝の歌を歌いその後、各クラスに戻りHR活動後降園となりました。
始業式の冒頭、園長先生は子ども達にあいさつをしています。「今日から始まる1年間、感染予防をしながら、みんなでお友達や先生と楽しく遊んで行きましょう。みんなが楽しいことは、とても気持ちのいいことです。先生やお家の人の話をよく聞いて、コロナ予防に注意しながら、怪我をしたり、病気になったりすると楽しく遊ぶことが出来ません。怪我をしないように、病気にならないように、お父さん、お母さん、先生のお話をよく聞いて、元気でいてください。先生たちは毎日、元気な顔の皆さんに会えることを楽しみにしています。仲よくしてください。先生たちも頑張りますので、皆さんも1年間頑張りましょう。」と子ども達に励ましのお話がありました。
明日はいよいよ新入園児の入園式、新年長・新年中の子どもたちは出席しませんが、小さい子供たちの「お助けマン」として大いに活躍してくれることでしょう。
4月1日より新年度が始まりました。幼稚園から幼稚園型のこども園に転換して6年目の春を迎えております。
ここは、子ども達を誰よりも大切にし、子どもの発達保障についてしっかりと受け止めながら、人間の幸せを心から願い、人格の形成に努め使命を持つ人達の集まりです。そして、そのための楽しい教育・保育実践が毎日続いています。
新琴似幼稚園の「幼稚」は「若い」という意味を持ち、誇るべき素晴らしい言葉なのです。「幼稚園」でのすべての教育・保育活動には非常に高い学問的な研究と深い哲学的な思索に支えられています。幼稚園はそれをきわめてわかりやすく組み立て直し、実践に結び付けているのです。
本園の教育視点「ピアジェのめざまし教育」「モンテッソーリ教育の子ども像」は幼稚園教育の主流であります。2020年度はコロナ禍という事態に直面し、新しい生活様式の中で1年を過ごしてきました。
2021年度も引き続きwithコロナ(コロナと共存する社会)での生活、教育、保育が続けられて行くことでしょう。昨年の1年間は「子どもたちの育ち・学びを止めないように」「保護者の子育て支援・環境を止めないために」「先生の仕事を止めないために」休園や分散登園自粛期間中は家庭で過ごす子供たち・保護者に向けて動画配信など新しい取り組みを進めました。HPWeb(園児向け)を活用して諸行事の配信にも取り組みました。
withコロナの時代を迎え、昨年同様にこれまでの体験と経験を活かしながら今後も幼稚園のICT(情報通信技術)の活用は必須となります。さらにWebを活用した家庭訪問、入園説明会、園見学、入園登録、教育実習、採用人事など園の新たな試みを進めたいと考えております。
4月8日(木)は新年度始業式、4月9日(金)第56回入園式を迎えます。今年度も地域の皆様、関係者の皆さん、保護者の皆さんのご支援とご協力を心からお願い申し上げます。園庭では、春の日差しを浴びながら「預かりの子どもたち」は新しい仲間との出会いを心待ちにしながら遊びに耽っています。