2017-05-16

全園児で菜園づくり(なかよし農園で)~じゃがいもの植え付けをしてきました!~

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 本園の菜園づくりは先ず土に親しむことから始まります。

 軍手を用意し長靴を履いて畑に入る、土に触る、触れることで土の特性を確かめ体験する。そんな単純な行為、行動から始まります。そして、栽培活動は今年で22年目を迎えています。

 園外活動の一つであり、食育指導のねらいでもあります。

 これまで取り組んで来た良さは、と聞かれれば子ども達の気持ちの中に育てることの楽しさ、育つことへの期待感が生まれることだと思います。園内活動では朝顔栽培の活動も来週から始まります。みんな鉢を家庭から用意して楽しみにしています。

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 日々水をやり、お世話することで、植物の成長の楽しさ、花を咲かせことの楽しさ、作物では、特に収穫の楽しさへとさらに膨らんで行くのです。ジャガイモ栽培の最大の楽しみは、何といっても収穫したものを食することが出来る点でしょう。収穫したジャガイモは蒸かしいも、サラダ、カレーライス、シチュー等の具としてクッキングをして楽しむことが出来る点です。

 その他、学年毎で他にミニトマト、キュウリ、大根、枝豆などを植え秋に収穫し食することを楽しみにしています。菜園づくりの最大のねらいは、こどもたちが全員で食することで好き嫌いを言う子がいなくなることでしょう。「自分が関わった」という気持ちがあることで野菜が食べられるようになることを期待しています。

 家庭から「好き嫌いをしなくなった」という声が報告されてくると、本当に嬉しいものです。絶対に食べなかった野菜を美味しそうに食べる姿を見たいと思っています。

2017-05-10

年長幼年消防クラブ発会式行われる!

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 5月10日(水)本園ホールで30回目に当たる年長幼年消防クラブ発会式が行われました。

 発会式には北区消防署新琴似出張所の消防士4名の方と消防自動車1台が準備されました。

 開会にあたって園長からお話しがあり、次の要旨でした。

 「今、皆さんが贈られた着ている法被の襟元にはどんな文字が書かれていますか、 襟元には「火の用心」となっていますね、漢字は読めますか、そのうち読めるようにしましょう、さて、みなさんは火は大切に扱わなければなりません。 火は使い方によって恐ろしいことになりますね お家や幼稚園がもし火事になったら大変ですね、恐ろしいことですね 皆さんのお家がもし火事になったら大変なことになります。だからみんなで「小さい消防団」を結成して「ちびっこ消防士」となって火事を起こさないようみんなでお声掛けましょう。そのために、一つ火遊びをしないこと、二つおうちの人に火を出さないよう声かけしていくことを誓いましょう、1年間頑張って行きましょう。」 というお話がありました。

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 消防士さんのお話しと「ちびっこ消防士」の誓いの言葉を全員声を合わせて「ひあそびしません」「がんばります」「すなおになります」と述べ誓い合いました。終わりに発会式をお祝いして歌「とじまりようじんひのようじん」を歌い、参加者全員で記念写真をとりました。

 この後、駐車場で消防自動車を見学しながら消防士から優しくていねいに説明を受け興味深く学びの一時を過ごしていました。一緒に参加された保護者の方々も熱心に見守って頂きました。

2017-04-24

年中鯉のぼり製作

~製作のねらいと基本的な「はさみの持ち方と切り方」の指導について~

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 青い空を背景に、園庭には風をうけ鯉のぼりが元気いっぱいに泳いでいます。園内の図書コーナーには、五月人形が4月の早めに飾られています。今、子ども達は五月人形や園庭の鯉のぼりを見学したり泳ぐ姿をそれとなく楽しんだり、鯉のぼりの製作に学年ぐるみ一生懸命取り組んでいます。

 鯉のぼりは、5月5日の「端午の節句」に飾るものですが、今は、男の子、女の子に関わらず子どもたちのお祝いの日として飾るものだと理解しているようです。先生は、子ども達になぜ飾るのか、なぜ鯉のぼりをみんなで製作するのか丁寧なお話しや指導が進められています。

 鯉という魚はとっても大きな魚で力が強く、ぐんぐん川をさかのぼり、滝も登っていってしまうことから、きっと先生は子ども達にこんな話がされていることでしょう。一生懸命、川を上る鯉のように強くて元気で一生懸命に頑張る子になりますようにとの願いを込めて、製作指導に当っているのではないでしょうか。製作活動のねらいの2つ目は基本的な技術指導をすることです。

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 幼稚園教育要領に基づき、子どもの発達課題に即した、科学的で合理的な指導が必要となります。子どもの自主性、主体性を大切にしながら、保育者にとっては、専門性の技術が必要となります。本格的な造形活動の始まりです。4歳児の鯉のぼり製作で子どもたちが学ぶことは「はさみの持ち方」と「切り方」指導を個々に丁寧に指導されることが必要です。

 従って丁寧な指導を進めるためには複数の担当教師の援助が必要となることがあります。はさみの基本的な操作と指導を系統だてて、丁寧に教えて行くことこそ保育者の重要な役割となります。

①テープ切り②線切り③切り込み練習④自由な直線切り③円の切り方・・・

 各々の子どもの発達課題に即して丁寧にあたたかく懇切に指導して行くことが、これからの子どもの意欲を高め、生き生きとした造形活動に発展させていくことに繋がって行くことでしょう。

2017-04-18

教えられるところは、ていねいにそしてあたたかく

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~本園の年少「のり貼り」保育指導について~

 年少組の造形活動が始まりました。今日のテーマは「のり貼り」です。ねらいはのりの使い方を知り楽しんで取り組むこと。

 幼児に、のり指導をするとき3歳児、4歳児、5歳児の発達段階にそくして丁寧にそしてあたたかく指導を進めます。

 のり貼りの指導は幼児期ではどのように進めているのでしょうか。5歳児でさえまだおとなほど指の巧緻性が発達していません。ましてや4歳児、3歳児の指導をどのように進めて行くのが相応しいのか、保育者の技術指導の在り方が問われます。

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 ある幼稚園の5歳児の実践で「のりは中指で」という条件を付けて紙製作をさせたところがありますが、子どもたちはとても指を気にかけてのびのびとした本来の製作活動が出来なかったとの報告を聞いています。

 なぜのり貼りを背高のっぽの中指で進めることを考えたのでしょうか。どうして中指でのり貼りすることを押し付けようとしたのでしょうか それには理由があったようです。

 少し考えてみるとわかることですが、紙面に中指でのり貼りをしたら、残った指、特にきき指の人差し指と親指で紙をつまんで貼るのに大変便利だというそれだけの理由です。おもしろいことに同じ「中指で条件を付けた実践」を小学校2年生では、どのこも何の抵抗もなく生き生きと活動が出来たそうです。

 こう考えるとあえて幼児期からしつけのように習慣化させる問題ではないようです。のり貼りについて、中指云々ということよりも、もっとこどもたちに大事なしつけ、つまりしっかり身につけてほしいことがあります。

 それは、のりをつけたら、上下左右、斜め方向、特に紙の周囲にまで、満遍なくのばすことや、のりをいっぱいつければつくというものではないことなどをていねいに教えて、しかもあたたかく見守りながら楽しく造形活動が進められるよう援助することだと考えています。

2017-04-10

1学期始業式~新しいお友だちと仲よく遊ぼう!~

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 今日から新学期が始まりました。4月8日(土)は入園式があって85名の新入園児を迎えています。

 今年度は満3歳児クラスが新設され定員19名の子ども達も随時入園して来る予定です。合わせると104名の園児が入園することになります。10クラス体制で今年度は推移して行きます。職員も総勢40名となり大所帯となりました。

 新年少さんを迎えて新年中組さん、新年長組さんの子ども達は沢山の仲間が出来たことを大変喜んでいます。前にいた年長さんが周りにいないことで、ちょっぴり寂しい思いの子もいるようですが・・。

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 今朝は新年少さんは学級で、新年中組、新年長組はホールで始業式を行いました。新学期を迎えるに当たって園長先生からお話がありました。「進級おめでとう!みなさん今日から園にくる小さなお友だちに「おはよう!おともだちになろう!」と笑顔であいさつしましょう。泣いていたり、困ったり、悲しんでいる人見たら、助けてあげられるお友だちになってほしいと思います。

 今日から始まる1年間お友だちや先生と楽しく遊んでいきましょう。・・・」と園長先生のお話しがあり、引き続いて新クラスの担任の先生と補助の先生の自己紹介がありました。みんなで歩こうの歌を歌い始業式を終えました。

 先生たちはこの1年間が無事、怪我のないように、病気にならないように みんなが楽しい毎日であるように願いながら、気持ちのいい日々を過して行きたいとの思いを強くしました。

2017-03-31

第52回入園式は、4月8日(土)です。


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