しんことにようちえん
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2021-06-10

教えられるところはあたたかく~のりづけとはさみの指導について~

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 幼児が紙の製作をするとき、のりをつけることと、はさみの指導があります。本園ではこの2つの事柄についての基本的な指導実践は2歳児親子教室(ことり教室)からスタートしています。

 教育に熱心な家庭では2歳児の段階から関心を寄せています。一般に幼児が幼稚園という教育の場で基本的な技術を学ぶにあたって、保育にあたる私たちはあたたかく丁寧に個別に幼児に指導を進めてい行きます。

 のり付けの指導で「のりをつける指」の問題があります。幼稚園ではのりをつける指は「人差し指」で進めることが一般的ですが、ある研究会の実践で幼稚園と小学校の「のりづけと指」の実践例がありました。小学校では「のりは中指で」という指導が一般的です。

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 のりを中指でつける根拠はどこからきたのでしょうか。これには理由があるそうです。紙面に中指でのりをつけ、残った指で(一差し指と親指)で、紙をつまんで貼るのにたいへん便利だということらしい理由でそれ以上のことはないそうです。そう考えると幼児の場合は、まだ大人程の指の巧緻性が発達していませんから「中指のり」指導は難しく幼児段階では「人差し指」で問題はないと考えております。

 のり指導で一番大切なことは「しつけ」の問題があります。本園では「のりづけ」でしっかりと身に付けさせておくことが必要と考えております。

1)のりを付けたら、上下左右、斜め方向、特に紙の周囲まで、まんべんなく伸ばす。
2)のりをいっぱいつければつくというものではない。
3)のりをつけたら、おまじないなどを唱えてから貼らせる。

 次の課題ははさみの指導です。幼児が一番最初に出会う道具は、はさみでしょう。だからこそ、少々高くてもよく切れる、持ちやすい道具を与えてやることが大切と考え、一昨年から持ちやすく、軽くて、より切れやすいはさみに転換しています。

 本園では2歳児(ことり教室)から使うことが出来ますが、2歳児は保護者・教師が使い方を示しますが、本格的には満3歳児からの指導となります。最初は‘テープ切り‘から始めます。また、紙テープ(画用紙をテープ状に切ったもの)を横にして、はさみの口を大きく開け、まっすぐストンと切り落とすことから始めます。

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 次は‘直線切り‘で、はさみの口を大きく開けて切り込み、刃先がパチンと合うちょっと前にはさみを少し前進させ、また大きく口をあけ‥‥という具合に繰り返して、切り進む練習です。

 最後に自由な曲線切り、特に円の切り方です。これは、はさみを固定しておいて、紙の方を回して切る「こつ」を練習で覚えることです。これも紙製作の取り組みの中で個別に丁寧に指導することが必要となります。はさみ指導は根気づよく指導することにつきます。(左利き、右利きの指導もあります)

 のり指導にしてもはさみ指導にしても子どもとどう楽しく、温かく指導するように心掛けるかが決めてとなるのではないでしょうか。幼稚園教育の造形活動は幼児の楽しい時間となるために無視できない道具としての「のり」「はさみ」について改めて抑えておきたい保育の技術指導です。

 本園は現在、多くの教育実習生を迎い入れ指導に当たっているところですが、教師にとっても、この機会に改めて技術指導を見直すことになっています。

2021-06-04

幼稚園教育を魅力あるものにするために~「めざましあそび」の実践のねらい~

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 現代社会は大きく目まぐるしい時代を迎えています。100年に一度と言われる程の世界的に新型コロナ感染症に襲われています。

 コロナ禍により私たちの生活全般、いや人生観そのものまでが根低から問い直されようとしています。この目まぐるしい変革の時代にこれからの幼稚園教育(幼児教育・保育)の新しい在り方が求められています。

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今日、「幼児期に育てたい力」を子どもたちが十分に発揮することができるようになるためには、少なくとも次の資質・能力をを身に付けることが是非必要です。その一つは、あそびや生活の中で、豊かな体験を通して、何を感じたり、何に気付いたり、何がわかったり、何が出来るようなるかということ。それは物事に意欲的に取り組み、主体的に自ら考え、自ら学ぶことのできる自立性と対話的な学びであり、もう一つは社会生活に必要な倫理感と人権と権利意識を備え、他人を思いやり他人と協調していく豊かな人間性と社会性です。

 このような観点から本園は伝統的な教育方法から脱却して、人間としての実践力を育む能動的な活動を取り入れた教育形態を取り入れています。その一つが「めざましあそび」の実践であります。

 めざまし教育学はジャン・ピアジェ(1896~1980)スイスの心理学者によって体系化され、今日の発展と潮流に繋がっています。「めざまし教育」とは、子どもが体験活動を通して、身近な自然環境、社会環境および自分自身に眼を開いていくと同時に日本・世界文化、芸術などの表現活動を通して、知性と感性を研ぎ澄ましていく遊びを通しての総合的な学習です。

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 このようにあそび体験を通しての総合的な学習理念を具体化した活動が「めざましあそび」です。「めざましあそび」では、幼児が課題に対して知的好奇心を向けつつ主体的に取り組み、いろいろな工夫して解決することにより、知る喜びや出来る楽しみを味わいます。

 2つ目は「めざましあそび」では幼児が自分自身の発想に立脚しながら、感覚運動的な活動やイメージを豊富に用いて、実感のこもった活動や創意豊かな活動を展開して行きます。

 3つ目としては幼児たちがそれぞれの個性を思う存分発揮するため、保育者は一人ひとりの子どもの特性を看取るための手がかりを豊富に得ることが出来ます。

 4つ目はめざましあそびでは自分一人で進めていく活動だけではなく、友だちと関わる活動を重視します。

 最後にめざましあそびは、幼児が規則というものの意味やその在り方を、ゲームの活動を通して理解し、規則尊重の精神を発達させることになって行くのです。

 このように「めざましあそび」は本園の魅力ある園づくりの特色の一つとして10数年の実践を積み重ねています。この活動を通して子どもたちは保育者に強い信頼感を抱くようになり、安心してそのあそびをすすめることができるのです。

2021-06-01

コロナ禍で安全・安心できる環境づくりを!

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 昨年来の新型コロナウイルスの侵襲により、私たちの安全・安心な生活環境が脅かされ、子どもたちとその家族の生活が一変しています。誰もが心身の状況、社会的な状況がこれまでにはない不安と不安定さをもたらしています。

 特に北海道・札幌は依然感染拡大の様相を呈しており油断の出来ない状況にあります。特定地域重点区域として、さらに6月20日まで緊急事態宣言が延長されています。引き続き、感染防止に務めておりますが、幼児教育・保育を進める上で、できる事は何かを模索しながら、さらに工夫を凝らしながら進めなければと考えております。

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 現在、園では在園児の約1割の方が事前に感染予防のため好意的に休ませ、ご協力を頂いているところです。今後も午前保育を継続し「3密」をできる限り回避した保育、環境に配慮した保育を取り組んで行きたいと考えております。

 私たちが一番大切に考えていることは子どもの安全と安心して過ごせる環境づくりです。それが子どもたちの園生活を守ることになり、教育・保育の学びを止めない事に繋がります。

 今、コロナ禍で依然直面しているのが保護者との関係づくりが課題となっています。家庭を支援していくうえで、一番危惧しているのは、コロナ禍により保護者との関係づくりがしにくい状況にあることです。そこで本園では関係づくりの努力をいろいろな工夫と形態を構築して取り組んで行くことになります。

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 これからの園諸行事、保育参観、親子遠足、個別懇談、PTA活動等が主な取り組みとなります。午前保育が続く中、お家時間が長くなって子どもの生活リズムがどう変わってきたのか、保護者は子どもとどう過ごしているのかなど園として確りと押さえながら、子どもの発達保障つまり子どものより良い育ちについて保護者と一緒に考えていくことが今後必要となってくるのではないでしょうか。

 日頃から困った時に相談できるような関係づくりが必要と考えております。


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