しんことにようちえん
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2024-10-04
めざましあそび~幼児期の思考の発達を踏まえて~
私たちの園ではピアジェの発達心理学に基づき「めざましあそび」の教材を使用して保育に当たっています。「めざましあそび」の取り組みは本園の教育方針の一つでもあります。教育・保育を進めるためには幼児の発達について科学的な発達理論が欠かせません。本園では2歳児・3歳児・4歳児・5歳児に対応する「めざまし」教材が用意され、取り組むことによって創造性と社会性とを伸ばして行きたいと考えこれまで実践を積み重ねてきました。
毎年指導計画が学年ごとに立てられてテーマ、ねらい、遊びの内容が明示されています。今回年少(3歳児)の保育時間の活動について少し紹介いたします。季節に関連付け10月に実施される年少「めざましあそび」のテーマは「あかとんぼ」でねらいはいくつかの同じ形の花の大小に応じて分けたり、2つの花壇に同種類の花を植えたりするなど、2分類する遊びを通して、分類操作の基礎を身に付けることにあります。
実践的に2名の教師(保育者)で20分という短い時間の中で保育を進めていました。参観の中で子どもたちの一人一人の動向が目に留まり指導の有り様と子どもたちの有り様が目に留まりました。どうしても事前の予備保育準備が必要です。それは一人一人の「こども理解」を前提とした保育を展開することがこの教材には必要となるからです。
「めざましあそび」教材が保育時間・保育者数等の物理的制約と一人ひとりの「こどもがまんなか」をまもる質の高い幼児教育を実現するための人材の育成など本園には多くの課題があることがわかりました。その中にあっても多くの課題を乗り越え子どもたちの未来が切り拓けるよう今後も努力を重ね「めざましあそび」に取り組んで行きたいと決意を新たにしているところです。
2024-10-02
令和6年度 第1回ミニ運動会開催!~2歳児・満3歳児22名全員参加~
今年度、園では2回目の最年少組を対象にしたミニ運動会が無事開催することが出来ました。曇り空の雨模様の天気で心配していたところ、幸い雨に合うことなく園庭で予定通り進めることが出来ました。競技は準備体操から始まりかけっこ、お遊戯、最後は親子競技で親子の絆を一層深めることが出来ました。
今回は1家族4名までの参加の中で御祖父母も沢山来園しお孫さんに盛大な拍手を送って頂きました。4月当初2歳で入園してきた子どもたちも続々と満3歳を迎えており大きく成長している姿に目を細くいるご家族の姿が印象に残ります。本園は2歳児教育を本格的に開始する今年度として位置付けすることにしました。2歳児という年齢は乳児から幼児へと変わる、ちょうどつなぎ目に当たる時期です。
乳児と幼児では園での生活の在り方がガラリとかわりますが、2歳児から満3歳児そして3歳児へスムーズに移行できるよう道筋を明らかにして保育に関わることが大切だと考えています。第1回のミニ運動会を通して信頼関係を一層築き子どもたちの発達状況を細かく把握する機会となりました。さらに2歳児保育の実践を進めたいと考えております。皆様のご支援ご協力ありがとうござました。
2024-09-30
年少園外保育~子どもたちとたくさん歩こう!~
「今日は散歩にでかけるよー」と年少のこどもたちに声をかけると「やったー!」明るい子どもたちの反応がすぐさま返ってきます。小さなリックを背負い隊列を組みながら教師・保育者の指導のもとで楽しそうに歩き始めました。「行ってらっしゃい!」と見送ると、みんな楽しそうな表情を見せながら進んでいきました。子どもたちは園外保育が大好き!そして歩くことが大好きです。
新琴似地区は道路が碁盤型で出来てるいる街です。ところどころに小さな公園が沢山あります。恵まれた環境の中で散歩が出来ることは幸せな所です。出掛けるたびにどんどん好きになる場所です。散歩をしながら沿道のお花や並木、家々に咲いているお花を覗いたり、境内に入りお参りや史跡巡りなどをしてきました。園外保育の良いところは身体を動かすことを苦にしない体力づくりが重要なポイントです。その基礎を「歩くこと」がつちかってくれると考えています。
外の空気に触れ、足を使うことが、子どもたちが、本来持っている、活動的で活発なきもちを呼び起こしてくれるはずです。「先生、また行きたいなー」と子どもたちから声をかけてくれるようになれば占めたものです。10月には楽しみにしている動物園見学遠足があります。長い距離を苦にせず、歩くことが大好きな子どもたちが育っていってくれるこを、願っています。