2025-02-14

本園で育みたい子どもの姿が見えてくる！～２歳児を含めた幼児教育と教材・自主教材の精選～

幼稚園型認定こども園の幼稚園教育の要領には「教師（保育教諭）は教材を工夫し、物的・空間的環境を構成しなければならない。」と規定さていて「教材を工夫すること」が保育者の責務として強調されている。従って、幼児教育は、幼児が環境に関わって活動することを通して行われるもの。教師はそのため教材の研究と準備が必要となってくる。これは幼児教育のみならず義務教育である小学校、中学校、の指導要領にもこのようなことが述べられている。

ここで幼児期において育みたい資質・能力として質の高い教材を用意することが必要な要件でありこれが本園のこれからの力を入れるところである。従って本園のこれまでの教育実践を振り返り次の３点を要件としたい。

（１）子どもたちの興味・関心をひく楽しい教材
（２）発展性や協同性が感じられる教材
（３）学びを生み・成長・知的発達を促す教材

現在この要件を満たす教材として造形教材を除き、主な例を挙げれば、最年少「ぽこぽこ教材」年少「めざまし遊び」「キンダーブック」年中めざましあそび、月刊誌「ビックサイエンス」年長「年長めざましあそび」「しぜん」である。

自主教材として食育（クッキング・農園づくり含む）、園外保育（体験見学の学び）が挙げられる。今日、さらに幼稚園教育の質を高めるために、教師（保育教諭）全員の合意形成と全体的な計画に基づいたカリキュラム・マネジメント、幼稚園型認定こども園の教育保育運営をさらに進めている。