平成23年度 年間3大行事(運動会、生活発表会、音楽会)幼稚園評価公表

運動会

　教師と子ども達とで作り上げたというねらいは達成することができた。 日々の保育で取り組んでいることの延長上を競技内容としているため、練習というものにとらわれず、楽しみながら取り組むことが出来たと思う。保護者の応援の仕方については、毎年意見が多く寄せられるが、保護者の気持ちを汲みながらも、子ども達が普段どおり競技に取り組めるように工夫した応援の仕方をご理解頂きたいと思っている。

生活発表会

　4月から取り組んできたお話し遊びの中で、ごっこ遊びを続けてきた。イメージを膨らませながら、色々な役になりきって楽しむことで、『発表会』という緊張感ではなく、ごっこ遊びの延長としてステージに上がることができ、スムーズに劇遊びにつなげることが出来たと思う。

音楽会

　1年間の集大成として、日々の音楽活動を発表することが出来た。本園では、毎日たくさんの歌を歌っているため、その中で大好きな歌をみんなで決めながら発表することができた。合奏に関しては、1年間かけて、たくさんの楽器に触れ、友達の音も聞きながら合わせることができるまで成長することができたと思う。直前にインフルエンザが流行し、練習時間は少なかったが、経験がある教師が増えたため、さほど時間を掛けなくても合奏を作り上げることができたと実感している。

　今後も、引き続き取り組んでいくこととして、日々の保育の中で、子ども達の特性に合わせた保育を、教師一人一人が心掛けることで、より子どもたちの成長に繋がると感じている。また、集団での活動の中で、自分で考える力、工夫する力、表現する力、協力する力などを育てたり、磨いたりしながら、小学校へスムーズに進学できるよう、教育を進めていきたいと感じている。大きな行事、小さな行事に関わらず、その一時だけの結果だけを求めるのではなく、日々の保育の中での、遊びや、表現を大事にしながら取り組んでいくことが、本園の保育のねらいであるので、今後も続けていきたいと思う。

　支援が必要な場合は、補助教諭と連携を図り、より成長できるよう、取り組んでいきたい。