平成25年度 園長評価の結果・改善策
自己評価項目一覧 ─園長編─
?「保育内容」についての評価結果及び改善策
園の教育理念(目標)と合致し、心身の発達を保障する全人格教育として、ピアジェの活動教育【目覚まし教育】を始めて3年目を迎えている。今後も目覚まし教材を取り入れた実践が導く総合教育として進めたい。質の高い幼児教育へ発展させて行きたい。この目覚まし教育の中核は、子どもの驚き、興味、関心であり、それに基づき主体的に環境に関わっていく活動を「めざす活動」である。保育の中身がさらに向上していくよう指導していきたい。
?「地域の幼児教育センターとしての役割」についての評価結果及び改善策。
園舎も全体に48年の歳月が経ち、改築の年を迎えている。耐用年数が過ぎて、安全安心した園舎に建て替えると同時に、子育て支援の施設機能も含めて幼稚園型認定こども園として新制度のもとで幼児教育・保育を展開し、地域の幼児教育センターとしての役割を果たしたい。現在預かり保育は参加園児数が毎日多く、子ども達の遊び場・憩いの場として活用されている。地域の子育て支援として体験保育や子育て支援を一層充実させたい。
?「安全管理」についての評価結果及び改善策
防災訓練は学期ごとに実施し、子ども達の危機管理に努めている。日常保育中の玄関などの出入り口の施錠などについては、防犯に気を付けながらも極端に閉鎖的にならないように配慮している。近くの消防署、警察署などの見回りや協力、避難訓練など地域行事にも参加して連絡を取り合うように心がけている。
?「人事管理」についての評価結果及び改善策
分掌組織に基づき、園長、副園長、主幹、指導教諭を中心に縦割り分掌ではなく、出来る限り横割り組織で全職員の指導掌握を計っている。今年度の新人教育には反省するところがあり、今後に活かしていきたい。採用に当たっては人材確保に困難さがあったが、幼稚園教育の意義や、園をアピールして意欲的な人材を早期に確保することが出来た。今後は新人を育て、見通しを持った人材採用に心がけていきたい。
?「財務管理」についての評価結果及び改善策
日常的に金銭管理、経理管理が通常通り確保され、確実に運営されている。監査法人、法人監査も年1〜2回適正に運営されていると認められている。
?「評価と情報の公開」についての評価結果及び改善策
日常的な教育活動はHPで公開され又、園児向けのページを保護者にも公開し、教育活動の透明性を持ってい信頼、好評を得ている。月1回のクラスだより、園だよりの発行、又日常的に連絡メモ通信で保護者との信頼をつないでいる。個人情報については前もって了解していただくことを原則としている。
第3回 評価委員会
平成26年3月6日(木)3:30〜会議室
- 参加者
- 蛯名評議員 新タ評議員、PTA副会長 早川さん、渡辺さん PTA監査 小林さん、園長、副園長、末永副主幹、茸平指導教諭
1.保護者アンケートより課題と評価
今年度の保護者アンケートをまとめたものを中心に行事などを評価していった。ほとんどの行事については子供の成長を感じる内容であったと評価されていたが、運動会の開催について、小雨決行について意見が分かれた。小学校での対応なども参考にしながら、保護者や子どもの体調に配慮した行事運営を行っていきたい。
2.園長評価
目覚まし教育を通して質の高い幼児教育を目指していくために日々取り組んでいく。教師も準備に時間がかかるが、学年教師の保育力を統合して(チーム保育)子供たちに教えていく。園長の教育に対する考えや熱意について一定の評価を得た。しかし、一般の保護者にはめざまし遊びがどんなものかあまり浸透していないようだ。園長の座談会や講演会などがあれば理解の手助けとなり、また、子育てにも活きてくるのではないだろうか。
3.教職員の自己評価
子供たちとの関わりや情報交換には十分配慮して保育をしている教員が多く、目標や目的を十分共有し達成しようとしているが、環境構成について十分に配慮されていないと感じている教員が多い。自己評価により浮き彫りになってきた課題を1つ1つクリアしていきたい。
4.第三評価
卒園児の保護者で小学校の役員をしている立場から、幼稚園での教育活動と小学校の連携や保護者の立場から振り返った今年度の保育について評価された。保護者にもっと発達・教育についての情報を発信した方がよいという意見が出た。子どもの発達などについては個人差があるため全体に発信することが難しいが、伝えていくことは大事なことで課題である。