平成27年度 評価委員会評価結果
平成27年度 第4回評価委員会より
平成28年2月26日(金) 参加者9名(近隣小中学校PTA、評議員、現PTA)
1.自己評価表より今年度の分析
園の教育理念や教育目標については、殆どの教師がおおむね理解しているが、職員数の増加に伴い全体での打ち合わせや共通理解についての話し合いの時間を増やしたいと考えている。
保育のあり方については、それぞれの教師が努力し、アイディアを出し合いながらより良い保育を目指して取り組んでいる。クラスを越えたティーム保育も特に行事などで発揮されている。いろいろな場面で補助教諭との連携をさらに深めていきたい。
保護者との連携について、電話、面談など必要に応じた方法により連携をとれている。問題が起きた時でも学年主任や園長と話し合う体制がある。 地域とのかかわりは、幼小保連絡会議、こども見守りネットワーク出席などで、保育園、児童館、小学校連携をとっている。ふれあい交流七夕祭りや雪中運動会を通して地域の方ともふれあってきた。
研修と研究については、自園で日々の保育に力を付け行けるような研修を開いている。支援を必要とするお子さんの研修には、殆どの職員が参加し、登録票を取得している。また、「めざまし遊びの研修会」では研究実践園として、研修を工夫し雑誌の取材を受けた。
2.評価員会にて
小学校との比較で、幼稚園では保護者の顔を見ていろいろな職員が声をかけてくれるが、小学校では保護者との連携が少ないと感じる。保護者は教育機関と連携して子どもの成長を見守りたいという気持ちが大きい。幼稚園では家庭との連携に満足していた。
また、当園の卒園児や保護者に於いては、卒園してから園生活で多様な価値観を認める力が培われていたことを実感しているようである。園の方針にある「多様性を尊重する教育」に一定の評価を得たように思う。さらにインクルーシブな教育を推し進めていきたい。
最後に卒園児や地域の方に見守られていることに感謝し、認定こども園となっても地域に開かれ、地域に根ざした魅力ある園作りを進めて行きたい。